新年明けましておめでとうございます。
写真は、長野県松本市の実家に帰省した際に撮影した常念岳と大天井岳の写真です。雪を頂いた姿が荘厳ですね!
さて、おかげさまで登山婚活イベントである山コンも、今年で8年目を迎えることになりました。これまでに山コンに参加したご縁からご結婚されたカップルは、ご報告をいただいているだけでも10組!そのうちの9組は、本気(ガチ)で山が好きな方に向けた交流イベント「ガチ山」での出会いがきっかけです。
段取りが一番早いカップルですと、イベントから3ヵ月でご入籍されています。イベントで出会ったときからお互いにビビッと来たとのことです。涸沢カールで紅葉をバックに撮影された写真をお送りいただきました。
あとあと、山ベイビーも続々誕生しています。つまり、山コンがきっかけで結婚されたカップルのお子さんたちです。筑波山に親子3人で登った写真なんかも見せていただきまして、主催者としては嬉しい限りですね。また一人、日本に登山家が誕生したと。そういうことですから。
バツイチで結婚された方もいらっしゃいますし、四十代の女性と三十代の男性のカップルもいらっしゃいます、また、東北地方(!)から参加された女性で、東京在住の男性と知り合い、なんと男性が東北に移住してご結婚に至ったという、そんなカップルまでいらっしゃいます。
百名山を制定した深田久弥さんの名言に「百の頂に百の喜びあり」というものがありますが、色んな山があって、それぞれにそれぞれの良さがあるという意味だと思います。人もおんなじだと感じます。「百の登山家に百の良縁あり」とでも言いましょうか。100人の人がいれば、それぞれ100通りの異なるご縁があるものだと。
先ほど書きましたように、早いカップルはイベントから3ヵ月で結婚してます。ただ、他のカップルでは、イベントから何度かデートを重ねた後に、交際1年、同棲1年の計2年をかけて、入籍された方たちもいらっしゃいます。
登山にも色んなルートがありますが、人生のルートはさらに色々!自分自身で「道」を作り出していくような性格の方が強そうです。
高村光太郎の詩『道程』の一節「僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る」を抜粋、引用させていただき、年始のご挨拶に変えさせていただきます。
二〇二〇年 一月
山コン運営委員会
代表山登役
池田 正人