よく晴れた三連休の中日、ふと思い立って、丹沢の塔ノ岳に登ってきました。
最寄駅から小田急線の急行に飛び乗り、渋沢で下車、バスに乗って秦野ビジターセンター(大倉の登山口)へ向かいます。
実際にはどれくらいの登山客がいるのかなぁと訝しんでいたのですが、まったくもって普段通りの賑わい。
それこそ、ベテランのご高齢の方から、子供づれのファミリーまで、みなさん山や自然とのふれあいに胸をふくらませているようでした。
この赤い点線を辿って、登山します。
いま、このコラムを書いていて気づいたのですが、バスの終着点である大倉。標高290mなんですね。塔ノ岳が1,491m。うん、なかなかの標高差ですね。
登山口へと続く道。住宅街なのですが、この時期が見頃のハクモクレンが咲き乱れていました。
いよいよ、登山開始。
塔ノ岳の山頂に続くこの急登は、大倉尾根という名前なのですが、通称を「バカ尾根」と言います。私、本当に、この「バカ」という言葉が嫌いでして。
これから楽しく登らせてもらおうというのに、それを「バカ」ってどういうことだと。
長く続く急登で、たしかにしんどいんですが。バカなんて呼ばなくってもいいじゃないですか。「キツ尾根」でも、「ツラ尾根」でもいいのに。
で、登山客のみなさんはやっぱりこの名前を知っているので、ついつい「バカ尾根が・・・」、「あぁ、バカ尾根だぁ」とつぶやいてしまっているんです。
「これから登らせていただく尾根をバカと呼ぶのはやめましょう」と、看板を出して欲しいなぁ。
結構渋滞してました。
遠くに見えるのは、相模湾ですね。
富士山が、キレイに見えました。
山頂は、これまたとっても賑わっていました。
ヤビツ峠へ下ります。
そうそう、ちょっと雪が残っていましたね。
コースタイムは7〜8時間くらいでしょうか。ほとんど休憩を取らなかったので、5.5時間くらいで歩き切ることができましたが、どこかの運動部の学生たちや、トレイルランナーのみなさんに抜かれる抜かれる。
ここ数年、筋トレにハマってまして、体重も65kgから75kgに増えました。上半身の筋肉をつけたせいか、持病の喘息が驚くような改善を見せたのですが、持久走が以前にも増して苦手になった気がします。
う〜ん、やっぱりどんな物事にも、良い面と悪い面があるんでしょうかね。